「インスタのいいね数を増やしたい」
「いいねがなかなか増えない」
インスタグラムを運用していると、必ず気になるのがいいねの数ですよね。
いいね数を増やすには、ただ投稿をし続ければよいわけでもありません。
そもそも投稿を見ている人が少ないのか、見ているのに「いいね」をしてもらえていないのかによって、対策が違うからです。
今回は、いいねの増やす9つの方法を紹介していきます。
伸びないときに確認したいポイントも解説するので、参考にしてみてください。
インスタのいいねを増やすメリットは?
好意的な反応を表す「いいね」が増えると、どんなメリットがあるのでしょうか。
直接フォロワー数や売上に影響するわけではないですが、主に2つのメリットが考えられます。
- 注目されやすくなる
- エンゲージメント率が高くなる
注目されやすくなる
いいね数が多いと注目度が上がり、より閲覧されやすくなります。
「いいね」が多いということは、それだけ多くの人が「良い投稿」と判断している証拠だからです。
例えば、いいね数が多いから気になる、見てみようと思うことはないでしょうか。
多くの人が評価していることは、注目度や信頼性の向上につながるのです。
実は、いいね数によるプレッシャーを軽減するため、Instagramは2019年より他人のいいね数は非表示にする施策をしてきました。
しかし実際、いいね数を表示させたい人もいるため、2021年から表示・非表示を切り替えられるようになっています。
つまり現在は、いいね数を表示している人に対しては、注目されやすくなるメリットがあると言えるでしょう。
注目されることは結果的に、いいねやフォロワーの増加、集客にもつながります。
エンゲージメントが高くなる
いいねが増えるとエンゲージメントが高くなり、露出の増加につながります。
というのも、フィードや発見タブに表示させるアルゴリズムには、エンゲージメントが関係しているためです。
エンゲージメントが高くなりフィードに表示されるようになると、フォロワーの目に触れやすくなります。
同様に発見タブにも表示されれば、フォロワー外への露出も増えるでしょう。
露出が増えてより多くの人に見てもらえれば、さらなる「いいね」の増加にもつながります。
インスタのいいねを増やす方法【投稿の露出を増やす】
インスタのいいねを増やす方法として、まず投稿の露出を増やす方法を解説します。
前提として、そもそも投稿を見てもらえていなければ「いいね」をしてもらえません。
フォロワーおよびフォロワー外に対して露出を増やす方法は、主に以下の5つです。
- ユーザーがよく見ている時間に投稿する
- 2~3日に1回以上定期的に投稿する
- 投稿をストーリーで知らせる
- ハッシュタグを活用する
- ターゲットアカウントに交流しにいく
ユーザーがよく見ている時間に投稿する
ユーザーがInstagramをよく見る時間帯に投稿すると、反応してもらいやすくなります。
また、投稿からエンゲージメント獲得までの早さもアルゴリズムに影響するため、おすすめ投稿に表示されやすくなります。
時間別のアクティブ率を調査した結果によると、利用率が高い時間帯は以下の3つ。
特に20時~22時は高い利用率となっています。
- 7~8時:出勤・通学時間帯
- 12~13時:昼食時間
- 20~22時:ゴールデンタイム
なおプロアカウントのインサイト機能を使えば、オーディエンス情報(フォロワー数100人以上で利用可能)が見られます。
フォロワーのInstagram利用時間帯等が分かるため、参考にしながら投稿時間を最適化するとよいでしょう。
プロアカウントへの切り替え方、使い方を知りたい方は、下記記事もご覧ください。
2~3日に1回以上定期的に投稿する
フォロワーとの接触頻度を増やすために、2~3日に1回以上の定期的な投稿が必要です。
一気にたくさん投稿するのではなく、定期的に投稿するのがポイント。
毎日投稿するのがベストですが、クオリティも必要なため最低2~3日に1回以上を目安にするとよいでしょう。
なお投稿頻度は高ければよいわけではありません。
Instagramを開くたびに同じ人の投稿ばかり目に入るのも、うざいと思われる可能性が。
いいねされるどころかアンフォローにつながるため、1日1回にするのが好ましいです。
投稿をストーリーで知らせる
フォロワーに見てもらうためには、投稿をストーリーで知らせるとよいでしょう。
フォローしている人の投稿すべてはフィードに流れないため、投稿に気づかないフォロワーもいるためです。
ストーリーならプロフィール上に更新順でアイコンが並ぶため、見てもらえる可能性は高くなります。
投稿から簡単にストーリー配信できるため、活用してみるとよいでしょう。
ストーリーに投稿を追加する方法
➀投稿の画面下の飛行機マークをタップ
②「ストーリーズに投稿を追加」を選択
③配信先を限定する場合は「親しい友達のみ」、全員閲覧可能にする場合「ストーリーズ」をタップして配信する
ハッシュタグを活用する
ハッシュタグを活用すればフォロワー外から発見されやすくなり、いいねの増加につながります。
ハッシュタグは1投稿につき最大30個の利用が可能。
Social Insiderの調査によるとフォロワー数によって適切なハッシュタグ数は異なるようですが、一般的に7個~15個程度つけるとよいとされています。
なおハッシュタグを選ぶポイントは以下のとおり。
- 投稿内容に関連性のあるハッシュタグを使う
- 競合アカウントのハッシュタグを参考にする
- 検索結果に埋もれないよう、ビッグワードばかりでなく投稿数1万件未満のスモールワードも活用する
1については関連性の低いものばかり使用すると、検索者の意図から外れるためいいねされません。
それどころかシャドウバンの可能性もあるため、気を付けましょう。
ターゲットアカウントに交流しにいく
フォロワー、フォロワー外の両方に見てもらうには、いいねやコメントで交流するのが有効です。
特に初めの頃はエンゲージメントが上がりにくいため、発見タブには載りづらいもの。
そのため、自分から交流してアカウントや投稿を認知してもらう必要があります。
また、いいねをする手間が面倒という方は、自動ツールを検討するのもよいでしょう。
いいねする相手は誰でもいいわけではなく、ターゲットを狙いたいですよね。
中には、最適なターゲットを狙ってくれるツールもあります。
なお自動ツールを選ぶ際は、凍結リスクのない安全なものを選ぶことが重要。
自動ツールの選び方を詳しく知りたい方は、下記記事も参考にしてみてください。
インスタのいいねを増やす方法【アクションを増やす】
次に、投稿を見てくれた人の「いいね」を増やす方法を解説します。
せっかく見てもらえても、良い印象がなければいいねしてもらえません。主な方法は以下の4つです。
- 画像のクオリティにこだわる
- 共感や気づきのある内容にする
- 統一感のある投稿をする
- 最後のページでアクションを促す
画像のクオリティにこだわる
インスタグラムはビジュアルによる訴求力が高いため、画像のクオリティも重要。
直感的に「すてき」「真似したい」など思ってもらえないと、いいねアクションにつながりません。
例えばピンぼけの写真や暗い写真は、いいねしたいと思えないでしょう。
クオリティを高めるために、インスタグラマー御用達の「VSCO」など、写真加工アプリを活用するのもおすすめです。
共感や気づきのある内容にする
投稿内容に共感や気づきがあるかどうかも重要です。
きれいな画像でも、内容自体がよくなければいいねアクションにつながりません。
「自分もこうなりたい」「面白い」「誰かに話したい」といった共感や気づきがあるとき、いいねをしたくなるもの。
有名人のようにファンがついている場合は例外ですが、日記のような自分目線の投稿はいいねが伸びにくいでしょう。
統一感のある投稿をする
投稿に統一感があると、いいねの増加につながります。
テーマが定まっていれば、狙ったターゲットの共感を得やすくなるためです。
例えば、猫をテーマにしたアカウントには猫好きのフォロワーが集まるでしょう。
しかしファッションや恋愛ネタなど統一感のない投稿をし始めると、ターゲットの求める内容ではなくなります。
いいねされないどころか、アンフォローにもつながりかねません。
ターゲットを意識して、統一感のある投稿をしていきましょう。
最後のページでアクションを促す
投稿スライド最後やキャプションで、いいねアクションを促す方法もあります。
投稿内容を最後まで見ても一定数、いいねを押すまではしない人もいるでしょう。
良いと思ってくれた人を逃さないためには、背中を押す一言が必要。
アクションを促す例
「参考になったらいいね・保存してね」
「みなさんのいいね・保存が励みになります」
どんな言い回しがよいか、アカウントやターゲットによって試しながら最適化するとよいでしょう。
インスタのいいねが伸びないときに確認したいこと
定期的に投稿していてもいいねが伸びないとき、確認したいことを紹介します。
- 露出率または投稿内容が原因か
- テーマや投稿スタイルがターゲットに合っているか
見られていないことが原因か、投稿内容が原因なのか
投稿が見られていないのか、見られているのにいいねされないことが原因か見極めが必要。
どちらが原因かによって、対応が異なるためです。
例えば、そもそも投稿に目にしている人が少ないなら、気づいてもらえるようにストーリー配信する対策が考えられます。
しかし閲覧されているのに「いいね」を押してもらえないなら、内容を見直す必要がありますよね。
原因を見極めてから、前述の9つの方法を参考にするとよいでしょう。
なお、どちらが原因か見極める際は、インサイト情報の以下指標が参考になります。
- リーチ:投稿を見たユーザーの人数
- ホーム率:フォロワーがフィードから投稿を見てくれた割合
- インタラクション:いいね、コメント、保存などの数
テーマや投稿スタイルがターゲットに合っているか
投稿のテーマやスタイルがターゲットに合っているのか、今一度確認が必要です。
ターゲットが求めるものとテーマがずれていたら、反応してもらえる可能性は低くなります。
また投稿内容だけでなく写真、文字入れ画像、動画など投稿スタイルが合っているのかも重要。
例えば初心者向けのヘアアレンジ紹介なら、写真や文字入れ画像よりも動画が最適かもしれません。
どんな投稿スタイルがターゲットにあっているか、成功している競合アカウントを参考にするのもよいでしょう。
インスタのいいねを増やす以外に意識すべきこと
エンゲージメントを高めるために「いいね」は重要ですが、それ以外にも意識すべきことがあります。
昨今、よりエンゲージメントに影響するとされているのが保存数。保存はインスタグラムへの滞在時間を長くすることにつながります。
そのため、いいねよりも価値の高いアクションに位置づけられるのです。
保存されやすい投稿の特徴は以下のとおり。
後から見返したい投稿
・投稿を見ながら何かやる動画など(例:料理、エクササイズ)
・目の保養になる画像(例:きれいな景色)
・真似したい情報(例:ファッションアイテム)
保存されやすい投稿を意識することで投稿の質が上がり、結果的にいいねの増加にもつながるでしょう。
インスタのいいねを増やす方法まとめ
いいねの増やし方について、露出を増やす場合、いいねアクションを増やす場合に分けて紹介しました。
いいねが増えれば注目されやすくなるだけでなく、エンゲージメントが上がって露出の増加につながるのもメリット。
なおそもそも投稿が見られていないのか、見られてもいいねされないのか、によって増やす方法は異なります。
例えば投稿が見られていないのなら、ターゲットアカウントにいいねで交流しにいく方法があります。
手間が面倒、時間がないという方は、安全な自動ツールを使うのも一つの手段です。
インサイトを見れば何人が見てくれたのか、フォロワーがフィードで見てくれたのかなどが分かります。
参考にしながら、どの対策がよいのか見極めてくださいね。