「写真の撮り方にセンスがないな。」「Instagramでみるおしゃれな写真はどうやって撮るのだろう。」「写真編集アプリをダウンロードしたけれど、編集方法がよくわからない。」
スマホカメラの機能も日々進化し、誰でも簡単にキレイな写真が撮れるようになりました。けれどインスタグラムをのぞいてみると、おしゃれな雰囲気の映える写真がたくさん並んでいます。一体どうやって撮っているのか。編集アプリは知っているけれどうまく使いこなせていない。など悩んでいる人は多いですよね。
この記事では映える写真の撮り方・編集方法をご紹介します。 ぜひ最後までご覧いただき、憧れのおしゃれな映える写真を撮れる方法を身につけましょう!
映える写真とは?
おしゃれな写真・魅力的な写真は「映える」と言われます。SNS、特にインスタグラムの投稿に使われている言葉です。インスタグラムの特徴は写真投稿がメインです。おしゃれな映える写真は「インスタ映え」と言われ注目されます。
インスタ映えする写真の特徴は以下の4つです。
- カラフル
- 美しい景色
- インパクトの被写体
- 雑誌のような洗練されたおしゃれな写真
被写体や景色そのものが魅力的・インパクトが強ければ、インスタグラム内のたくさんある投稿の中でも一際目立つ存在になります。 さらに写真編集アプリを使い、雰囲気のある写真に編集したおしゃれな写真も「映える」と人気です。
映える写真の撮り方
映える写真の撮り方は三分割法・光・色が大切です。この3つのポイントは写真の撮り方の基礎知識です。普段何気なくシャッターをきっていませんか?写真を撮るための基本テクニックを意識するとバランスいい雰囲気のある写真が撮れます。
三分割法
おしゃれな写真は構図が大切です。三分割法とはバランスのいい写真を撮るためのポピュラーな構図の一つです。
三分割法で写真を撮るには、スマホカメラアプリのグリッド機能を使います。
グリッド機能を表示させると、写真撮影時に画面が9等分される上下2本の線が表示されます。上下2本線が交差するポイントに、被写体を配置し写真を撮ると、バランスのいい写真が簡単に撮れます。
グリッド線を利用すると、撮影時の構図が視覚的にはっきりとわかりやすくなります。余白やバランスが取りやすく、安定した構図の写真になるでしょう。
グリッド機能を表示した撮影画面です。 線が交差する場所が写真を撮るときの目印に!
自然の光を利用する
太陽の光を利用することも雰囲気のある映える写真が撮れます。光の当たり方によって、光と影のバランスが異なり、おしゃれな写真ができあがります。
光の当て方はいくつかパターンがあります。
- 順光・・・正面から光を当てる
- 逆光・・・背後から光を当てる
- 斜光・・・斜めから光を当てる
順光は被写体を鮮やかに、斜光は光と陰のメリハリのある写真が撮れます。
一般的に逆光は写真の失敗となりがちですが、シルエットや柔らかい雰囲気を演出できます。逆光を利用した際、白くぼやけてしまうフレアという現象が起こります。フレアをうまく利用すると雰囲気のある写真になります。
逆光を利用した写真
色 ・彩度にこだわる
カラフルな被写体は映える写真の代表ですが、王道の3色づかいもおすすめです。 デザインの世界でも3色づかいは一般的な配色方法です。 色を使いすぎないことで、写真に統一感が出てます。
撮影後の写真の色合いを調整することも大切なポイントです。 彩度と呼ばれる色の鮮やかさを調節すれば、よりカラフルな写真ができます。
写真編集アプリを使ってもっと映える写真に
無料で使えるおすすめの写真編集アプリを3つご紹介します。 スマホで写真を撮ることが一般的になり、インスタグラムの普及によりスマホアプリでの写真編集は一般的になりました。
たくさんある写真編集アプリ。「どのアプリがいいのか?」アプリ選びに迷ってしまうかたは多いのではないでしょうか。 まずは無料で使える編集アプリをつかい、使いやすい・好みの編集ができるアプリを選びましょう。
インスタグラム
インスタグラムにも写真編集機能があります。インスタグラムに写真投稿したいけれど他の写真編集アプリがわからない。ダウンロードが億劫…という人はインスタグラムの編集機能がおすすめです。
編集アプリで写真を編集してからインスタグラムで投稿するプロセスが一般的ですが、インスタグラムのみでも写真編集は十分可能です。 フィルター機能・傾きの調整・彩度・ぼかしなど多くの編集機能があります。
例えばフィルターを選びダブルタップすれば、フィルターをどの程度の濃さにするか微調節も可能です。好みのフィルターひとつを決まって選択し投稿すれば、アカウントの統一感も簡単に出せるメリットがあります。
他には、ティルトシフトという編集機能があります。ティルトシフトは写真にぼかしを簡単に加えられる機能です。使い方は、ぼかしたくないポイントを指でタップします。タップした周りがぼやけて、被写体がより印象的に見えます。
アプリを多用したくない人やスマホの容量が気になる人は、インスタグラムの編集機能だけでも十分に映える写真がつくれます。
VSCO
インスタグラムでたくさんのフォロワーがいる有名インフルエンサー・おしゃれな映える写真を投稿している人がこぞって使用しているVSCO。フィルター機能が豊富なことで有名なアプリです。
VSCOは無料版・有料版があります。無料版は使用できるフィルターや編集機能が限られますが、無料版でも十分に映える写真に編集が可能です。2021年3月現在は、無料で使用できる機能は、フィルターは10種類・明るさ・彩度・粒子などです。
有料版ではフィルター機能が大幅に増えます。ぼかし機能も使用できるなど、編集の幅がグンと広がります。
2021年3月現在、有料版は4,500円/年間(月々375円)
Snapseed
無料で使用できる写真編集アプリ。Googleが開発したアプリとしても有名です。
一般的な明るさや彩度、コントラストなど編集機能が備わっています。特徴は部分的に写真を編集でき、かつ高画質を保ったまま保存ができます。
写真全体の明るさを調整する編集アプリが多い中、Snapseedは指でなぞり部分的に編集できます。ブラシ機能は明るさの微調整が部分的にできます。シミ除去は人の顔だけではなく、写真に写り込んでしまった余計な箇所を消すことにも便利な機能です。
Snapseedは編集過程を記録するめずらしい編集アプリです。もし編集中、途中からやり直したいといった場合、希望する編集工程からやり直せます。
映える写真をつくる編集方法
撮った写真をより映える写真へ編集しましょう。写真編集にはいくつかの編集機能を使用し、好みの写真をつくります。明るさや色、レトロ風にするなど編集機能はたくさんあります。
ご紹介した3つのおすすめの写真編集アプリ。いざ編集しようと思ってもどこをどういじっていいのか。手探りで編集していることはないでしょうか。写真編集の基本機能を理解すると編集により撮った写真が雰囲気のある映える写真ができあがります。
フィルター
フィルターは写真全体の色味や明るさを一度に編集できる機能です。フィルターの種類により写真の印象は大きく異なります。好みのフィルターを選ぶだけで、撮った写真とは違う雰囲気を簡単に編集ができます。
おすすめ編集アプリのフィルター機能
VSCO
Snapseed
ぼかし
背景や被写体の周りをぼかした写真はプロがとったような雰囲気が魅力です。ぼかし機能を使えば簡単に編集できます。背景をぼかすことで遠近感を演出したり、柔らかい雰囲気の写真ができあがります。
おすすめ編集アプリのぼかし機能
VSCO ※ぼかし機能は有料版のみ
Snapseed
露出
写真全体の明るさを調整できます。明るさは写真のできを左右する大きなポイントのひとつです。 露出の調整方法は数値が高いほど、写真は明るくなり、数値を低くすれば暗い写真ができます。
彩度
色の鮮やかさを調節する機能です。より色を際立たせたいとき、色味を控えめにしたいときに便利な機能です。微調整をすることで、カラフルな映える写真になる編集機能です。
コントラスト
明るい部分と暗い部分の調整をします。写真の明暗をよりはっきりさせるとクールな印象の写真ができます。 一方でコントラストを弱めると柔らかい印象の写真となります。
粒状
フィルムカメラで撮ったような質感を写真に演出できます。 ザラザラ感のでる粒状の加工。写真をレトロな雰囲気やシックな雰囲気にしたい時におすすめの編集機能です。
おすすめ編集アプリの粒状機能
VSCO
Snapseed
映える写真は誰でも撮れる
「写真の撮り方」「アプリでの写真編集」この二つをうまく組み合わせ、おしゃれな雰囲気の映える写真が誰でも簡単に撮れます。
- カメラにグリッド機能を表示し、写真の構図に少しこだわってみる。
- 編集アプリを使って好みの写真に編集する。
スマホカメラの機能向上・たくさんの写真編集アプリを使いこなすことは大変です。写真の撮り方の基礎や一般的な編集機能を知っていれば、簡単におしゃれで雰囲気のある映える写真が撮れるようになります。
編集アプリを使わず、既存のカメラアプリの編集機能だけでも綺麗な写真はつくれますが、編集機能が限られてしまいます。写真編集アプリは無料で使えるものも多く、気軽にダウンロードできるので思いきって利用してみましょう。
その中から自分にあった使いやすい編集アプリを選ぶことがおすすめです。はじめから有料版を使うことにためらいがある方は、無料版でためし慣れてきたら有料版を購入しましょう。
さっそくグリッド機能を設定し、編集アプリをダウンロード。お好きな雰囲気の映える写真をどんどん撮っていきましょう!