【裏技】企業のインスタ担当者が運用を成功させる秘訣を徹底解説

「会社でインスタ運用を任されたけれど、何から始めればいいのかわからない…」
「フォロワーを増やすにはどうすればいい?」

企業のInstagram運用を担当することになったものの、具体的な戦略が分からず悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

今回は、そんな方に向けて、企業向けのInstagram運用の基本から、フォロワーを増やすための裏技、さらに成功している企業アカウントの事例まで、幅広くご紹介します!

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目次

インスタグラム運用に向いている企業の特徴

実は、扱う商材やターゲットによって、Instagramが向いている場合とそうでない場合があります。

運用を始める前に、まずは自社の商品やサービスがInstagramに適しているかチェックしてみましょう。

有形商品である

有形商材を取り扱う企業のアカウントの方がインスタ運用に向いています。

その理由は、Instagramは写真や動画などのビジュアルを中心としたSNSだからです。

有形商材の方はアカウントを運用する上でも、コンテンツが作りやすく、ユーザーからの反応(いいねやコメント)を得やすい傾向があります。

一方で、仲介サービスや金融商材などの無形商材は、ユーザーの反応を得にくい傾向があり、アカウントを伸ばしにくいといったデメリットがあります。

しかし、このような場合でも役立つ情報を発信するメディア型運用や、ユーザーの投稿を活用するリポスト型運用を取り入れることで、効果的に認知を広げることが可能です。

このように、扱う商材によって最適な運用方法は異なりますが、無形商品よりも有形商品の方がインスタ運用に向いているといえます。

BtoC向けの商品である

インスタ運用を活用するなら、BtoC向けの商品であることが大切です。

なぜなら、Instagramは一般消費者向けのSNSであり、ユーザーは「興味があるもの」や「買いたいもの」を直感的に探す傾向にあるためです。

そのため、企業間取引(BtoB)を目的とした商材は、Instagramと相性が良くない傾向があります。

たとえば、ファッション、コスメ、食品、インテリア、健康関連商品などは、写真や動画で魅力を視覚的に伝えやすく、認知拡大に効果的です。

一方、金融商品やコンサルティングなどのBtoB商材は、視覚的な訴求が難しく、Instagramユーザーの関心とマッチしないため、効果的な集客には向いていません。

このように、Instagramは主にBtoC向けのマーケティングに適しており、BtoB商材のプロモーションには別の手法を検討するのが賢明です。

10〜50代がメイン顧客である

10代~50代の客層に向けた商品であることも大切な要素です。

なぜなら、Instagramを利用しているユーザーの中で、10代~50代の利用率が圧倒的に多いからです。

総務省情報通信政策研究所によると、年代別の利用者数は以下のようになっています。

10代72.9%
20代78.8%
30代68.0%
40代57.2%
50代51.7%
60代22.6%

参照:「令和6年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」

このように、Instagramの利用者利用者数は10代~50代で半数を超えていることが分かります。特に10代~30代の利用率は60%を超えており、Instagramのメインユーザー層はこの若い世代が中心となっています。

そのため、60代以上が対象である高齢者向けの商品やサービスとの相性はあまり良くありません。

10代~50代をターゲットにした商品であれば、より多くのユーザーに届きやすく、効果的なマーケティングが可能になります。

簡単にできる!企業アカウントの設定方法

Instagramの企業アカウントの設定方法は、個人で使う場合と同じです。ここでは、アプリのインストール方法から、投稿の分析ができる「プロアカウント」への切り替え手順まで、企業アカウントの始め方をわかりやすくご紹介します。

インスタグラムアプリをインストール

まずはInstagramをダウンロードしましょう。

Instagramアカウントは、パソコンまたはスマートフォンから登録ができます。

スマートフォンから追加する場合は、まずはアプリを端末にダウンロードしておきましょう。

アカウント登録をする

ダウンロードができたら、アカウントの登録をしましょう。

アカウント登録には、以下の2つの方法が選択できます。

  • Facebookでログイン(パソコンでのログイン時限定)
  • 電話番号またはメールアドレスでログイン

もし会社でFacebookのアカウントを持っている場合は、Facebookページからでログインをしてアカウントを登録しましょう。

企業のFacebookページがない場合は、「電話番号またはメールアドレスで登録」を選択しましょう。

この際、誤って個人のFacebookアカウントと連携してしまうと、個人情報が企業アカウントに紐づいてしまう可能性があります。情報漏えいやプライバシーの観点からも、個人アカウントとの連携は避けるよう注意が必要です。

プロフィールを設定する

続いて、プロフィールの設定をしましょう。

設定を求められる項目は以下の通りです。

  • アイコン写真:「会社のロゴマーク」など
  • 名前:「会社名」
  • ユーザーネーム:「会社名」
  • パスワード:8文字以上の英数字が安心

これらの設定は後からでも変更できるため、そこまで悩まなくても大丈夫です。

ただし、パスワードについてはアカウントの乗っ取りを防ぐためにも、英数字や記号を組み合わせた強固なものを設定することをおすすめします。

企業アカウントへ切り替える

プロアカウントに切り替えることで、予約投稿や投稿の分析、広告の出稿などが可能になるため、企業で運用するならぜひ設定しておきたい内容です。

設定手順は以下の通りです。

  1. プロフィールにある「プロフィールを編集」をタップ
  2. 「プロアカウントに切り替える」をタップ
  3. 当てはまるカテゴリを選択
  4. タイプは「ビジネス」を選択
  5. 「メールアドレス」と「住所」を登録
  6. 任意でFacebookアカウントと連携をする
  7. 完了

このとき入力するメールアドレスや住所は、プロフィールに表示される「公開情報」となります。そのため、表示されても問題のない連絡先を記載するようにしましょう。もし公開できる連絡先がない場合は、「使用しない」を選択することで非表示にすることも可能です。

プロアカウントの使い方や詳しい手順については、以下の記事で詳しく解説しています。

プロフィールを充実させる

ここまでで、Instagramアカウントの開設とプロアカウントの設定が完了しました。次は、フォロワー獲得に直結するプロフィールを整えていきましょう。

プロフィールは、アカウントを初めて訪れたユーザーが最初に目にする大切な部分です。その印象次第で、フォローされるかどうかが決まると言っても過言ではありません。

中でも紹介文は特に重要で、「サービス内容」や「何を発信しているのか」を分かりやすく明記することが大切です。

プロフィール文を作成する際は、以下の点を意識しましょう

  • 名前は何者か一目で分かるものに
  • 簡潔に発信内容とメリットを詰め込む
  • 実績を数字で表す/専門性を明確にする
  • 箇条書きで一文を短く
  • 改行や空白を入れて読みやすくする
  • リンクは一つに絞り、上に誘導文を追加

このようにして、ユーザー目線で分かりやすく魅力的なプロフィールを作成することで、訪れた人にフォローしたいと思ってもらえるようなアカウントに仕上がります。

インスタグラム開設後の注意点

Instagram開設までは簡単にできたかと思います。しかし、企業のインスタ運用で注意していただきたい点が4つあります。

  • ユーザーネームは短時間で何度も変更しない
  • Facebookの同期を許可しない
  • 2段階認証を設定しておく
  • 複数の端末からログインしない

順番に解説していきます。

ユーザーネームは短時間で何度も変更しない

ユーザーネームの変更は何回でも可能ですが、短時間に何度も繰り返すのは避けましょう。

なぜなら、Instagramのシステムに「スパム行為」と判断される恐れがあり、ユーザーネームの変更が制限されたり、最悪の場合アカウントが停止されてしまう可能性があるからです。

何度も連続してユーザーネームを変更したことで、一時的に変更ができなくなったり、利用が停止されたケースもあります。

そのほかにも、アカウントが停止される原因となる行為には、次のようなものがあります。

  • 大量のフォロー、いいね、コメント返し、DM返信
  • 利用規約の違反
  • 禁止されているハッシュタグの使用
  • 著作権や知的財産権の侵害
  • 複数のユーザーから違反報告を受けている

特にフォローやいいねを増やしたいからといって、大量にフォローやいいねをする行為は避けましょう。

このように、ユーザーネームを頻繁変えたり、アカウントが停止になってしまうような行為は控えるのが賢明です。

Facebookの同期を許可しない

Instagramアカウントを運用する際は、Facebookとの同期に注意が必要です。

個人の連絡先を同期してしまうと、企業アカウントでプライベートな友人や知人とつながってしまう恐れがあるためです。

個人のデバイスでアカウントを運用する場合は、そのデバイスに登録されている連絡先と同期をすることができるため、設定は慎重に行いましょう。

このように、企業アカウントの運用では、安易に連絡先やFacebookとの同期を行わないように心がけましょう。

2段階認証を設定しておく

Instagramの企業アカウントでは、必ず2段階認証を設定しておきましょう。

パスワードだけのセキュリティでは不十分で、簡単に乗っ取り被害に遭う可能性があるためです。

実際に、パスワードが漏えいしたことでアカウントを乗っ取られたケースもあります。このような事態は、会社の信頼低下や顧客離れにもつながる深刻な問題になりかねません。

2段階認証の設定方法は以下の通りです。

  1. プロフィール右上の三本線をタップ
  2. 「アカウントセンター」を選択
  3. 「パスワードとセキュリティ」を選択
  4. 「二段階認証」を選択

このように、会社の信頼低下やアカウントが使えなくなるリスクを防ぐためにも、2段階認証の設定は必須です。

複数の端末からログインしない

Instagram運用で最も気をつけたい注意点のひとつが、複数の端末からのログインです。

というのも、同じアカウントで何台ものデバイスからログインしたり、同時に操作するような行動は、Instagramのシステムから「スパム行為」と判断される可能性があるからです。

実際に、複数端末で同時に利用していたことで、突然ユーザーネームが変更できなくなったり、最悪の場合アカウントが一時停止されたケースも報告されています。

こうしたトラブルを未然に防ぐためにも、使用する端末は必要最小限に絞りましょう。

企業がインスタアカウントを伸ばすためのポイント

ここからは、Instagramアカウントを効果的に運用し、フォロワーを増やすためのポイントをご紹介します。

インスタ運用の目的とゴールを明確にする

Instagram運用では、目的とゴールの設定が最も重要な施策です。

なぜなら、運用の目的が異なれば、その達成のために必要な施策や戦略も大きく変わってくるからです。たとえば「フォロワーを増やすこと」が目的なのか、「ブランディング」や「ECサイトの売上アップ」を目指すのかによって、打つべき施策がまったく異なります。

例えば、

  • ECサイトの売上向上が目的であれば、目標は「半年後にECサイトへの送客数を月1,000件にする」
  • ブランドのファン獲得が目的なら、目標は「半年以内にフォロワー1万人」など

このように、最初に「何のためにInstagramを運用するのか?」という目的を明確にすることで、ゴールの設定も具体的になり、戦略がブレずに済みます。

同じジャンルのロールモデルを見つける

Instagram運用を成功させるためには、自社ジャンルのロールモデル(手本)となるアカウントを見つけることが大切です。

なぜなら、成功しているアカウントの事例を参考にすることで、成果を出すための具体的なアプローチや戦略を学ぶことができるからです。

たとえば、同じ業種・商材を扱っている競合やインフルエンサーアカウントを観察することで、「どんな投稿が伸びているのか」「どんなデザインやトーンで発信しているのか」「どんな頻度で更新しているのか」など、自社でも取り入れられる要素を発見できます。

ロールモデルとなるアカウントの探し方は、以下の通りです。

  1. 自社のジャンルでハッシュタグ検索
  2. いいね数、フォロワー数、コメント数を確認
  3. アカウントの成功要素を分析する

このように、自社と同じジャンルで人気を博しているアカウントをロールモデルとして見つけておくことで、アカウント設計や戦略立案がスムーズになり、Instagram運用の成功に近づけます。

アカウントのコンセプトを決める

Instagram運用において、アカウントのコンセプトを明確にすることは非常に重要です。

なぜなら、コンセプトが定まっていないと、投稿内容に一貫性がなくなり、ユーザーがそのアカウントをフォローする理由や魅力を感じにくくなるからです。

たとえば「時短レシピ」をコンセプトにしたアカウントであれば、投稿内容は「簡単・時短・美味しい料理」に絞ることができ、フォロワーも「忙しくても料理を楽しみたい人たち」が集まってきます。

コンセプトの決め方は以下の項目から考えましょう。

  • どんな商品を扱うのか/どんな情報を発信するのか
  • 誰に向けて発信しているのか(ターゲット)
  • なぜ発信するのか(アカウントの目的)

これらをしっかりと言語化しておくことで軸がぶれにく、統一感のあるアカウント作成ができます。

このように、コンセプトの設定は投稿の方向性やアカウントのイメージに直結するため、アカウント設計の初期段階でしっかりと決めておくことが、運用の成功につながります。

インスタのアルゴリズムに基づいて運用を行う

Instagramを効果的に運用するには、アルゴリズムを理解し、それに沿った戦略を立てることが不可欠です。

なぜなら、運任せで投稿してもフォロワーは安定的に増えませんが、Instagramのアルゴリズムに沿った運用を行えば、効果的に成果を出すことができるからです。

特に重要な指標が「保存数」「いいね数」「シェア率」の3つです。

Instagramの公式発表によれば、この3つが多い投稿ほど、より多くのユーザーに表示されやすくなる仕組みになっています。

興味の度合いを予測するのに最もよい方法は、その投稿に対してアクションを起こす可能性を予測することです。[発見]タブで予測するアクションのうち特に重視するのは、「いいね!」、保存、シェアなどです。

参照:Instagramの仕組みを解き明かす

このように、Instagramの運用では「保存数」「いいね数」「シェア率」を意識し、アルゴリズムに沿った投稿戦略を立てることが、安定した成果を出す鍵となります。

Instagramのアルゴリズムに沿った具体的な戦略については長くなるため、以下の記事をご覧ください。

日々PDCAを回して、アカウントを改善し続ける

Instagram運用では、ただがむしゃらに投稿を続けるだけでは効果的にフォロワーを増やすことはできません。

なぜなら、アカウントの成長には継続的な改善と共に、戦略的にPDCAを回すことが非常に重要だからです。

フォロワーを増やすための要素は50以上あると言われていますが、特に注視すべき指標は次の4つです。

  • ホーム率:フォロワー数に対して、自分の投稿をホーム画面から見た人の割合
  • プロフィールアクセス率:投稿からプロフィールに訪れたアカウントの割合
  • 保存率:投稿を見たアカウントに対して保存された割合
  • フォロー転換率:投稿を見てフォローしてくれたアカウントの割合

これらはすべてInstagramのアルゴリズムに関係しており、数値を改善することで投稿の露出が高まりやすくなります。

具体的な数値目標や改善方法は以下の通りです。

インサイト目標一覧

このように、効率よくフォロワーを増やすには、この4つの指標を定期的にチェック・改善し、アルゴリズムに沿った投稿を続けていくことがカギとなります。

フォロワーとコミュニケーションを取る

Instagram運用では、既存のフォロワーと積極的にコミュニケーションを取ることが、アカウントの成長につながります。

なぜなら、Instagramの仕組み上、投稿は全フォロワーに届くわけではなく、親密度の高いフォロワーに優先的に表示されるようになっているからです。

フォロワーとの親密度が高まると、次のような好循環が生まれます

  1. フォロワーとの親密度が高くなる
  2. リーチ率が上がる(投稿が表示されやすくなる)
  3. エンゲージメント(いいね、保存、コメント)が集まる
  4. 非フォロワーへの表示が増える
  5. 新しいフォロワーが獲得できる

そのためには、ストーリーズでのアンケートDMでのやりとりライブ配信での交流などを積極的に取り入れて、フォロワーとの関係を深めていきましょう。

このように、既存のフォロワーとの親密度を高めることで、アルゴリズムに好影響を与え、新規フォロワーの獲得にもつながります。

エンゲージメントを高めるストーリーズの具体的な活用方法については、以下の記事で解説しています。

【裏技】企業アカウントを効率的に伸ばす方法

これまではアカウントを伸ばす基本的な方法を紹介しました。

ここからは、Instagramの規約に沿った、より効率的にアカウントを成長させるための裏技的な方法をお伝えします。

もちろん、すべて公式の規約に準拠した内容なので、安心して実践いただけます。

インフルエンサーに依頼する

より効率よくアカウントを伸ばしたい場合、インフルエンサーに依頼するのも一つの方法です。

これをインフルエンサーマーケティングと呼び、インフルエンサーの影響力を活用して、商品や企業のPRを効果的に行うことができます。

インフルエンサーマーケティングでは、フォロワー1人当たり1〜4円の費用が目安で、通常の広告と違って宣伝色が少なく、ユーザーからの信頼を得やすいという特徴があります。

そのため、インフルエンサーマーケティングを活用すると、費用対効果よく商品や企業の宣伝ができるようになります。

インフルエンサーマーケティングについて、詳しくは以下の記事で解説しています。

他社とコラボする

アカウントを効率よく伸ばす方法として、他社とのコラボがあげられます。

他社とのコラボキャンペーンを実施することで、いままでのフォロワーとは異なる層に情報を届けることができ、話題性も高まります。

例えば、ケンミン食品が発売する「ケンミン焼きビーフン」とレシピ動画メディアの「macaroni」とコラボでは、各家庭のビーフン料理の写真を募集したキャンペーンを開催し、多くのユーザーの反応を集めました。

このように、他社とのコラボを活用すれば、より多くのユーザーにリーチでき、アカウントの成長が促進されます。

広告機能を活用する

他にもアカウントを効率よく伸ばす方法としてよく使用されているのは、広告機能です。

広告機能を使うことで、普段の投稿では届かないユーザーにもリーチでき、ターゲティングの精度が高いため、届けたいユーザー層に対して広告を届けられます。

広告は1日100円から設定でき、予算や配信期間などを自由に設定できます。 また、ターゲティングの精度が高く、誰に広告を配信するか、例えば「趣味は○○」「最近は○○に興味がある」などユーザーの情報をもとにターゲティングをコントロールできます。

特に結果が出にくいアカウント運用初期には、広告機能を活用することで、効率的にアカウントの成長を促進できます。

インスタ広告の出し方については、以下の記事で詳しく解説しています。

運用代行業者に依頼する

自身で運用して中々成果が出ない場合は、運用代行業者に依頼することも一つの方法です。

運用代行業者はInstagram運用の専門知識を持っており、効果的な戦略を駆使してアカウントを伸ばしてくれます。

例えば、運用代行業者はプランにもよりますが、アルゴリズムの最適化やコンテンツ制作、ターゲット層へのアプローチなど、あらゆる面でサポートしてくれます。

費用はかかりますが、専門の業者に依頼することで、効率的に成果を上げることが可能です。

運用代行業者の選び方やポイントについては、以下の記事で解説しています。

インスタで成功した企業事例5選

続いて、インスタで成功した企業をご紹介します。ぜひアカウント運用の参考にしてみてくださいね。

moim

moim

moim:https://www.instagram.com/moim.jp

moimは、韓国雑貨を取り扱うオンラインストアで、プロフィールをうまく活用してフォロワー獲得に成功しています。

具体的には、「正規品のみ販売しております」といったメッセージをプロフィールに記載し、正規品を求めるユーザーが自然にフォローしたくなるようにしています。このように、ターゲットユーザーを絞り込むことで、フォロワー増加を促進しています。

さらに、moimのアカウントでは、キャプションやストーリーズにも工夫を凝らしており、とても参考になるアカウントです。

マネビヤ

マネビヤ

マネビヤ:https://www.instagram.com/_tamerun_/?hl=ja

「マネビヤ」は、貯金や節約、副業術をテーマにしたアカウントで、ストーリーズ機能を巧みに活用し、フォロワー数を10万人にまで増加させました。

特に、質問BOXやアンケートスタンプなどのインタラクティブな機能を積極的に使用することで、ユーザーとのエンゲージメントを高めています。

ストーリーズの効果的な使い方として、「マネビヤ」の運用方法は非常に参考になる事例です。

icotto

icotto

icotto:https://www.instagram.com/icotto_official/?hl=ja

「icotto」は、女性をターゲットにリフレッシュできる旅の情報を提供するアカウントで、滞在時間を延ばす工夫によりエンゲージメントを高め、フォロワー数を8万人にまで増加させました。

滞在時間を伸ばすために、雑誌風の編集スタイルで文章を多めに配置し、ページ下部には「Swipe→」といった表記を加えて、読者に続きを見たくなるよう促しています。

投稿のデザインや構成が非常に参考になるアカウントです。

チェックイン

チェックイン

チェックイン:https://www.instagram.com/checkin_japan_hotels/?hl=ja

「チェックイン」は、全国のホテルを紹介するアカウントで、フィード投稿のデザインを統一することで、他のアカウントとの差別化に成功し、フォロワー数を6万人にまで増加させました。

デザインの統一によって、ユーザーは投稿を一目見ただけでそのアカウントのものだと認識でき、親しみを感じやすくなります。

デザインを揃えるためには、以下のポイントを押さえることが重要です。

  • 共通のフォントを使用する
  • 文字の配置を統一する
  • 写真の明度や彩度を揃える
  • 写真のアングルを統一する
  • 規則的に似た写真を交互に投稿する

また、「チェックイン」では、文字量を多くして滞在時間を延ばす工夫もされています。これらの要素が組み合わさることで、より効果的なアカウント運営を実現しています。

EARTH FRIENDLY

EARTH FRIENDLY

EARTH FRIENDLY:https://www.instagram.com/earth_friendly_official/

「EARTH FRIENDLY」は、地球と人にやさしいアイテムを提供する企業で、ユーザーにとって有益な情報をシェアするコンテンツを投稿し、フォロワー数を3万人にまで増加させました。

特徴的なのは、自社の商品が投稿の最後にさりげなく紹介されている点です。この自然なPR方法により、押し売り感を感じさせることなく、ユーザーに価値を提供しています。

商品を紹介する際は、ユーザーが「ここでおすすめの商品を紹介してくれると嬉しい」と思うタイミングでPRすることが大切です。

このように、適切なタイミングでの商品紹介が、フォロワーとの信頼関係を築く鍵となります。

勉強になる!インスタ運用におすすめの本5選

最後に、これからインスタ運用をするにあたって、非常に勉強になるおすすめの本を5つご紹介します。

ゼロからわかるビジネスInstagram 結果につながるSNS時代のマーケティング戦略

ゼロからわかるビジネスInstagram 結果につながるSNS時代のマーケティング戦略

画像引用元:Amazon「ゼロからわかるビジネスInstagram 結果につながるSNS時代のマーケティング戦略」

インスタ運用初心者でも理解しやすく学べるインスタマーケティングの入門書です。

インスタの基本的な操作方法から、フォロワーを増やすための具体的な方法まで詳しく解説されています。

まさに、アカウント運用者が知りたい情報が一冊に凝縮されています。

平均4.2カ月で1万フォロワーを実現する プロ目線のインスタ運用法

平均4.2カ月で1万フォロワーを実現する プロ目線のインスタ運用法

画像引用元:Amazon「平均4.2カ月で1万フォロワーを実現する プロ目線のインスタ運用法」

Amazonでベストセラー1位を獲得しているこちらの本。

インスタ運用で「独学の間違った運用」による失敗を避けるためには、徹底したデータ分析に基づいた「正しい運用方法」を学ぶことが重要です。

Instagram運用代行のプロ集団「SAKIYOMI」が、累計400万フォロワーのアカウント運用を通じて培ったノウハウを惜しみなく公開しています!

インスタで夢を叶えた50人のやり方を1冊にまとめました。

インスタで夢を叶えた50人のやり方を1冊にまとめました。

画像引用元:Amazon「インスタで夢を叶えた50人のやり方を1冊にまとめました。」

TOKYOインフルエンサーアカデミーの学長、中島侑子による著作です。

本書では、同アカデミーで学ぶ50人の実際の経験を基にした発信ノウハウを学ぶことができます。

Instagram集客の教科書 増補改訂版

Instagram集客の教科書 増補改訂版

画像引用元:Amazon「Instagram集客の教科書 増補改訂版」

数万人のフォロワーを持ち、ビジネスを展開する2人のインフルエンサーによる集客テクニックが学べます。

アカウント運用の方針に加え、具体的なフォロワー獲得方法やバズらせ方、そして収益化の方法を知ることができます。

集客から採用、ブランディング、D2Cまで Instagram活用ワザ100

集客から採用、ブランディング、D2Cまで Instagram活用ワザ100

画像引用元:Amazon「集客から採用、ブランディング、D2Cまで Instagram活用ワザ100」

フォロワー獲得方法から、CVRやエンゲージメントの向上、ブランディングの極意まで、インスタで活用すべきビジネステクニックを100個紹介しています。

さらに、ニトリやスターバックスといった大手企業の事例も紹介されており、非常に分かりやすい内容です。

企業がインスタ運用を成功させるポイントまとめ

企業がインスタグラムを成功させるためには、単に投稿するだけではなく、日々の継続的な投稿に加えて、アルゴリズムを理解し、PDCAサイクルを回すことが不可欠です。

また、企業のアカウントを運用するにあたって、他社とコラボをしたりインフルエンサーを活用して効率的にフォロワーを集めるのも良いでしょう。

アカウントの目的やゴールをしっかりと意識し、常に最適な運用方法を選びながら進めていきましょう。

この記事を書いた人

百田

百田

国立大学にてマーケティングを学び、卒業後メーカーへ勤務したのちライターへ転身。SaaSやInstagramマーケティングに関する記事を中心に執筆活動を行う。

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記事の監修者

   AKI TOKUDA
   

AKI TOKUDA

ファッション業界にて10年、全国の百貨店・ファッションビルの新店舗立ち上げから、不採算店舗の立て直しなど、ファッション関係の数値管理・MD・マーケティングに従事。グループ会社表彰式にて数回最優秀賞・優勝賞を受賞。 その後、大手企業はじめSNSマーケティングを軸としたブランディング、世界観創りを行う。

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