「Instagramのフォロワーが伸びない」
「Instagramで集客したいのにユーザーからの反応が悪い」
このようなお悩みを抱えていたら、「ハッシュタグ」の使い方が原因かもしれません!
ハッシュタグは、フォロワー以外のユーザーにあなたの投稿をアプローチできる大切なポイントです。
けれど、ハッシュタグは「何個使えばいい?」「どんなハッシュタグを使えばいいのかわからない」など、あなたを悩ませることでしょう。
ハッシュタグの特徴や使い方を学ぶと、効果的なInstagram運用のヒントがわかります。
今回は、ハッシュタグについて解説。ハッシュタグを学び、あなたの投稿をより多くのInstagramユーザーに届けましょう。
ハッシュタグとは?
ハッシュタグとは、「”#”+キーワード」のことです。
ハッシュタグの利用目的は、あなたの投稿がどんなジャンルなのか分類することです。ハッシュタグがついている投稿は、ハッシュタグ検索で表示され、興味があるユーザーの目に入ります。
Instagramでは、フィード投稿・リール・ストーリーズ・IGTVにハッシュタグをつけられ、さらにハッシュタグをフォローできます。
ハッシュタグの起源
@chrismessinaさんがBar Campのイベント開催について「#を使おう」とツイートしたのがはじまりです。
how do you feel about using # (pound) for groups. As in #barcamp [msg]?
(#barcamp みたいに#を使ってグループをつくるのをどう思う?)— ⌗ChrisMessina (@chrismessina) August 23, 2007
ハッシュタグはTwitterで使われたのが始まりですが、その後Instagram・Facebookでも使われるようになりました。
ハッシュタグはなぜ必要?
Instagramのハッシュタグは「あなたのアカウントのジャンルをInstagramに正しく伝える」役割をもっています。
あなたがどんなジャンルの投稿をしているのか、ハッシュタグを使いInstagramに正しく伝えることで、そのジャンルに興味があるユーザーに届きやすくなります。
ハッシュタグをつけた投稿は、発見タブやハッシュタグ検索時の人気投稿・タイムラインにも表示されます。
あなたのアカウント・投稿をフォロワー以外のユーザーへアプローチできるハッシュタグは、Instagram運用の重要なポイントでしょう。
ハッシュタグの種類
Instagramで使われているハッシュタグにはいくつか種類があり、属性・投稿数によって、以下のような呼ばれ方があります。
▷ハッシュタグの属性
- 名詞ハッシュタグ・・・名詞を使ったハッシュタグ(例 #家 #ipad #本)
- コミュニティーハッシュタグ・・・コミュニティーにつながるハッシュタグ( 例 #猫スタグラム #猫好きな人と繋がりたい)
- ブランドハッシュタグ・・・企業スローガンのハッシュタグ(例 #imlovinit-マクドナルド #justdoit-NIKE)
- キャンペーンハッシュタグ・・・キャンペーン用のハッシュタグ(例 #おしゃパン2021 #カリフォルニアワインを楽しもう)
▷ハッシュタグの投稿数
- ビッグワード・・・投稿数10万件
- ミドルワード・・・投稿数1万〜10万件
- スモールワード・・・投稿数1万件未満
ハッシュタグの使い方
ハッシュタグはフィード・リール・ストーリーズ・IGTVにつけられ、投稿内のハッシュタグは青文字で表示されます。
ハッシュタグは、投稿のキャプション内orコメント欄に入力できます。どちらにハッシュタグをつけて投稿しても問題ありません。
キャプション内のハッシュタグは、キャプション途中または最後につけることがほとんどです。
たくさんのハッシュタグをつける場合「キャプション内に表示させたくない」ことがあるかもしれません。その場合は、コメント欄にハッシュタグをつけることができます。
コメント欄にハッシュタグをつける時は、以下の2点に注意しましょう。
- 投稿してから1~2分以内にコメントを追加
- コメントの投稿後は編集ができない
ハッシュタグのベストな数
ハッシュタグの数は11個前後がいいでしょう。
最近は、投稿とハッシュタグの関連性が重要視されています。ハッシュタグの個数を絞ることで、あなたの投稿ジャンルをInstagramに正しく伝える効果が高まります。
ソーシャルメディアを一括管理できるプラットフォームのHootsiteの記事では、Instagramのハッシュタグの数について以下のように書いてあります。
The consensus is that about 11 hashtags is a good number to start with.(コンセンサスは、約11個のハッシュタグから始めるのが適切であるということです。)
参照:HootSuite The 2020 Instagram Hashtag Guide—How to Use Them and Get Results
Instagramのハッシュタグは、1つの投稿に最大30個までつけられます。
1つの投稿に使用できるタグは最大30個です。1つの写真や動画に31個以上のタグを含めると、 コメントを投稿できなくなります。
30個フルに使用することで、あなたの投稿がハッシュタグ検索にヒットする確率は上がります。
けれど、30個のうち一つでも、Instagram側が関連性の低いハッシュタグを使っていると認識した場合、あなたの投稿が上位表示されなくなるなどのリスクも高まります。
関連性のないハッシュタグを30個使用するより、投稿と関連のあるハッシュタグを11個前後使用する方がベストといえるでしょう。
ハッシュタグを組み合わせる
ビッグワード・ミドルワード・スモールワードのハッシュタグを組み合わせて使いましょう。
ビッグワードと呼ばれる投稿数10万件以上のハッシュタグを使った投稿は利用者が多く、常に新しい投稿が更新されます。
入れ替わりが激しく、人気表示・タイムライン表示とも上位表示されにくいでしょう。
またフォロワーが少ない段階では、1投稿に対してのエンゲージメント率も低くなります。そのため、ビッグワードのハッシュタグで人気投稿に表示されることはほとんどありません。
人気投稿に上位表示されるとフォロワー以外のユーザーに、あなたの投稿が見つかりやすくなります。ミドルワード・スモールワードと呼ばれる投稿数が数千〜1万件のハッシュタグも同時に使うことがおすすめです。
例えば、「#カフェ」は2231万件の投稿があります。「#渋谷カフェ」は投稿数45.8万件です。さらに「#渋谷カフェ巡り」は1.7万件とキーワードを組み合わせると投稿数が少なくなります。
ビッグワードだけではなく、投稿数が比較的少ないミドルワード・スモールワードのハッシュタグも選びましょう。あなたの投稿がフォロワー以外のユーザーに届きやすくなります。
関連性のあるハッシュタグを使う
Instagramのアルゴリズムの変化により、ハッシュタグは投稿との関連性がより重要視されるようになりました。
ハッシュタグ「#カフェ」で検索した時に、まったく違うジャンルの投稿が一覧に表示されてしまうと、ユーザーはInstagramの検索結果に不満を感じるでしょう。
このような事態を避け、ユーザーが常に最適なコンテンツを見れるように、インスタグラムのアルゴリズムは変化しています。
投稿につけた複数のハッシュタグのうち数個で検索結果の上位表示が可能になっても、1つのハッシュタグで関連性が低いと認識されれば、ハッシュタグ検索に表示されません。
最近のInstagramでは、あなたのアカウントジャンルや投稿にあったハッシュタグを選ぶことは以前より重要となっています。
また、関連のあるハッシュタグのいくつか組み合わると効果が高まります。
例えば、カフェの投稿をしていた場合
「#カフェ巡り」「#渋谷カフェ」など”カフェ”を重ねて使用すると、Instagramのアルゴリズムがあなたの投稿内容を理解しやすくなります。
ハッシュタグの選び方
ハッシュタグはたくさんあるため、ハッシュタグ選びに悩むこともあるでしょう。この章では、ハッシュタグの選び方をご紹介します。
タグ検索
Instagramで、ハッシュタグを検索してみましょう。
ハッシュタグ検索では、ハッシュタグの投稿数・そのハッシュタグではどんな投稿が人気なのか見ることができます。
まれにあなたの使いたいハッシュタグが、インスタグムではあなたの思惑とは違う投稿がされている場合や非表示になっている場合があります。
例えば「#副業」は現在非表示なっています。(その場合、タグ検索でも表示されません)
他にも、高価なライターを買ったので投稿しようと思い「#ライター」とハッシュタグを使いたい場合、ハッシュタグ検索をしてみると、職業#ライターの投稿が多いことに気がつきます。
火をつけるライターの投稿を広めたい場合は、ライターのブランド名を利用した方がいいと判断できるでしょう。
届けたいユーザー・ターゲットにアプローチしやすいハッシュタグをみつけるために、Instagramのタグ検索を利用しましょう。
競合のハッシュタグを参考にする
競合アカウントがどんなハッシュタグを使用しているのか参考にしましょう。
あなたが参考にしたいアカウントをよく観察すると、どんなハッシュタグを使っているのか。どのハッシュタグで上位表示されているのかがわかるでしょう。
また競合アカウントが使用するハッシュタグは、すでにターゲットユーザが普段から利用しているハッシュタグである確率が高くなります。
同じハッシュタグを利用すれば、あなたの投稿がターゲットユーザに届きやすくなります。
競合アカウントの調査は、関連性のあるハッシュタグを見つけるためにもとても役に立つでしょう。
ハッシュタグ検索サイト
ハッシュレコのようなハッシュタグを検索できるサイトがあります。
関連性や人気のあるハッシュタグ、投稿数がすぐわかることが、メリットです。
どんなハッシュタグを使えばいいのかわからない場合、とても参考になるでしょう。
ハッシュタグを効果的に使おう
ハッシュタグは、あなたの投稿をユーザーへアプローチするために欠かせません。
また、Instagramにあなたのアカウント・投稿のジャンルを正しく伝えるために、関連性の高いハッシュタグを使うことが重要です。
組み合わせがたくさんある場合は、ハッシュタグを上限30個まで使用することもできますが、11個前後の関連性の高いハッシュタグを使うことで、よりハッシュタグの効果が高くなります。
さらにアカウントのフォロワー数によって、ハッシュタグの規模を意識するといいでしょう。
▷ハッシュタグの使い方のポイント
- ハッシュタグの数は11個前後
- 投稿とハッシュタグの関連性が大切
- ハッシュタグは組み合わせて使う
- 競合のハッシュタグを参考にする
- ハッシュタグ検索サイトを利用する
これら5つのポイントを参考に、ハッシュタグを効果的に使ったInstagram運用をしましょう。
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