アパレルブランドがインスタグラムで集客・ファンを増やすコツ

アパレルブランドがインスタグラムで集客・ファンを増やすコツ

アパレルは、インスタグラムと相性がいいジャンルと言われています。

写真映えする洋服やファッションに敏感な若い世代が、インスタグラムのユーザーに多いことが理由です。

今回は、インスタグラムをもっと活用したいアパレルブランドに向けて、インスタグラムで集客する方法をまとめました。

「インスタグラムに投稿しているけどフォロワーが増えない」「売上につながっていない」とお悩みの方は、ぜひ参考にご覧くださいね。

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インスタグラムの特徴

インスタグラムの特徴

インスタグラムは、写真や画像をメインにしたビジュアルに特化したSNSです。

洋服などの写真映えしやすいジャンルは、早期からインスタグラムに投稿されていました。

インスタグラムユーザーは20代30代が中心です。けれど、現在では40代50代の利用者層も増えてきています。

また男性に向けたコーディネートのアカウントもあるほど、男女の利用率にもほとんど差がありません。

加えて、ショッピング機能によりネットショップを効率的にインスタグラムで紹介することも可能になりました。

インスタグラムは、アパレルブランドがより幅広いユーザー層に対してアピールでき、販促ができる場となっています。

アパレルブランドがインスタグラムを活用する6つのメリット

インスタグラムと相性のいいアパレルですが、インスタグラムを活用する具体的なメリットをご紹介します。

  1. 認知度の向上
  2. 写真で伝えやすい
  3. ブランディング
  4. お客様とのつながり
  5. コストを押さえたPR
  6. ショッピング機能

認知度の向上

アパレルブランドの認知度アップにインスタグラムを活用できます。

インスタグラムは拡散性が低いSNSですが、写真や動画で商品の詳細を伝えやすい・ブランドイメージを伝えやすいなどのメリットがあります。

投稿を継続することでブランドに興味を持つユーザー・フォロワーが増え、結果的に認知度が向上します。

実店舗だけでは周辺に生活する人しか知らないアパレルブランドも、インスタグラムを利用することでたくさんの人に知ってもらうきっかけができるでしょう。

写真で伝えやすい

インスタグラムの特徴は、写真や動画によるビジュアルを使った投稿です。

洋服は、写真や動画で魅力を伝えやすいでしょう。

自社ブランドの洋服を使ったコーディネートを投稿すれば、洋服を購入した後のイメージがしやすいことも、インスタグラムに投稿するメリットです。

さらに、洋服を購入したユーザーも自身のアカウントで、洋服をきた写真や動画を気軽に投稿ができます。

ブランディング

インスタグラムを通じてブランディングができます

ブランディングとは「〇〇といえばあの製品」「あの色使いはあのコンビニ!」というように共通認識をユーザーに持たせることです。

インスタグラムは投稿を通して、ブランドの世界観をアピールできます。

ブランディングにより、他のアパレルブランドとの差別化ができユーザーに選ばれるブランド力がつきます。

例えば、小柄な女性向けのアパレルブランド「COHINA」は、ターゲット層を絞ったブランディングでファッションに悩む小柄女性の共感を集めました。

小柄な女性向けという差別化が、ブランド力を高め、ユーザーに受け入れられた例といえます。

お客様とのつながり

インスタグラムは、お客様とつながりが持てます

実店舗やネットショップだけで商品を売買した場合、お客様が買う→製品を届けるという一方通行になります。

インスタグラムを活用すると、ユーザーは製品を購入前に投稿にコメントをしたり、DMで気軽に製品について問い合わせができるなど購入前もコミュニケーションが取れます。

購入後は、ユーザーが実際に洋服を着た投稿をリポストすることで交流を深め、リピート率向上も期待できます。

コストを押さえたPR

インスタグラムは無料でPRができます。

インスタグラムの開設・投稿は無料です。

発信を続けることで、インスタグラム内で露出が増え、PRにつながります。

売り上げはあげたいけど広告費用がないとお悩みのアパレルブランドにとって、無料で始められ、たくさんのユーザーにPRできるインスタグラムはぜひ活用したいSNSです。

インスタグラムを活用すれば、コストを抑えてプロモーションが可能になるでしょう。

ショッピング機能

ショッピング機能を設定すると、インスタグラムから簡単にネットショップへ移動できます

ショッピング機能は、投稿に商品タグをつけられる機能です。商品タグによって、ユーザーが手軽に商品購入ページへ移動できる点が、大きなメリットです。

コロナ禍もあり「パルス消費」と呼ばれる消費行動が活発になっています。

パルス消費とは、ネットやSNSで見つけた商品を衝動的に「欲しい!」と感じ、直感で購入することです。

商品タグの効果は、何気なくみていたインスタグラムで気になる商品があったとき、興味関心が一番高い状態で商品購入ページに移動できます。

ユーザーが「欲しい!」と思った状態を維持したまま購入ページへ移動するため、購入率が高くなります。

アメリカ国内では、インスタグラムで支払いもできるシステムが導入されています。

日本国内での利用開始時期は未定ですが、ますますショッピング機能の充実が期待されています。

ショッピング機能は、アパレルブランドがぜひ活用したい機能です。

ショッピング機能の設定方法は、以下の記事も参考にご覧ください。

アパレルブランドがインスタで集客する7つの方法

集客する方法

インスタグラムで集客する方法を7つ紹介します。

  1. プロアカウント
  2. 世界観を統一する
  3. ストーリーズ・ハイライト
  4. ライブ配信
  5. ハッシュタグの活用
  6. UGCの活用
  7. ブランドコンテンツ(インフルエンサー連携)

プロアカウント

プロアカウントへ切り替えましょう。

プロアカウントは、アカウントの改善に役立ちます。

プロアカウントに切り替えるとインサイト機能が利用できます。

投稿の表示数やフォロワーの属性などのデータが無料で閲覧でき、投稿内容の改善や投稿時間、ターゲットの方向性などを確認できます。

闇雲に投稿するのではなくぜひインサイトのデータを活用し、届けたいユーザーに届ける・みてもらうことを意識して、アカウントを改善していきましょう。

世界観を統一する

投稿内容の世界観を統一しましょう。

投稿の内容やビジュアルがバラバラで、世界観や統一感が感じられないアカウントはフォローされません

また、ブランドイメージも伝わりにくくなってしまいユーザーの購買意欲もわかないでしょう。

アパレルブランドのブランドカラーや写真の撮り方・投稿方法などルールを設定し投稿しましょう。

アカウントの世界観を保ち発信を続けることが大切です。

ストーリーズ・ハイライト

ストーリーズを発信後は、ぜひハイライトに投稿をまとめましょう。

ハイライトは、プロフィール下にアイコンで表示されます。

ハイライト画像

例えば、トップス・ボトムス・シューズなどアイテムごとにストーリーズで紹介したものをハイライトにまとめる・カラー別にまとめるなど、ハイライトも活用してみましょう。

ストーリーズにはリンクスタンプや商品タグをつけ、ユーザーが購入ページに移動しやすい工夫をすればさらに効果的です。

ライブ配信

ライブ配信をして親近感と情報を伝えましょう

ライブ配信で新作の紹介をしたり、スタッフによるコーディネートの紹介をするなど、生配信の特徴を活かして商品を紹介しましょう。

ライブ配信で商品を紹介した後は、購入方法を紹介すると購入率が上がります。

インフルエンサーやスタッフアカウントとコラボするなどして、双方のフォロワーへアプローチも可能です。

フォロワーの増加やファン化が見込めるライブ配信を、ぜひ活用しましょう。

ハッシュタグの活用

ハッシュタグを活用して、露出を増やしましょう。

ハッシュタグを効果的に活用すると、発見タブやハッシュタグの人気投稿に掲載されます。すると、フォロワー以外のユーザーに投稿が広まります。

どんなハッシュタグを使っていいかわからない場合は、アカウントの雰囲気が似ている競合アカウントのハッシュタグの使い方を参考にしてみましょう。

また、投稿と関係のないハッシュタグは、アカウントがハッシュタグ検索で表示されなくなるので注意してください。

UGCの活用

UGCを活用して、お客様との交流を深めましょう

UGCとは、ユーザーが作成した投稿のことです。

ユーザーが自身の投稿でアパレルブランドを紹介すると、そのユーザーのフォロワーも紹介されたアパレルブランドに興味を持ちます。

第三者からによるクチコミは信頼性が増し、友人のおすすめは興味を持って購入したいと気になります。

自社ブランドを着た写真を投稿してもらったり、感想を投稿してもらうなどして、UGCを集めましょう。

UGCをリポストして自社ブランドのアカウントで紹介すれば、ユーザーとの親交も深まります。

UGCのリポスト投稿は、投稿作りの時間の削減や親近感が増すメリットもあります。ぜひインスタグラム運用に役立てましょう。

ブランドコンテンツ(インフルエンサー連携)

インフルエンサーと連携し商品をPRしましょう

インフルエンサーを選ぶ際の注意点は、フォロワー数だけを見ないことです。

フォロワーが多いだけで、実際にいいねやコメントをするユーザが少ないことがあります。

ファンがついているインフルエンサーに依頼することが大切です。

また、アパレルブランドのブランドイメージに合うインフルエンサーを選ぶことも重要です。

OL向けの洋服をギャル風のインフルエンサーにPRしてもらっても、フォロワーが興味のないデザインではPRの効果は低いでしょう。他に、ブランドイメージが崩れる恐れもあります。

ブランドイメージを守り、効果が期待できるインフルエンサーにPRを依頼しましょう。

まとめ

アパレルブランドはインスタグラムと相性の良いジャンルです。

写真映えする点やファッションに興味のあるユーザーがたくさんいるため、インスタグラムでアパレルブランドをPRすることは効果的です。

ネットショプや実店舗では、お客様のその後にお声をかけることは難しいですが、インスタグラムでは投稿にいいねをしたりリポストすることで、継続的にコミュニケーションができ、リピーターやファン化につながります。

アパレルブランドの集客・売り上げアップに、ぜひインスタグラムを有効活用しましょう。

この記事を書いた人

岩田裕美

三浦 眞那美

都内在住、二児の母。
バンクーバー・シアトルへ留学後、医療・金融業界にて10年間従事。
ライターへ転身後、Instagramマーケティングを勉強中。

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記事の監修者

   AKI TOKUDA
   

AKI TOKUDA

ファッション業界にて10年、全国の百貨店・ファッションビルの新店舗立ち上げから、不採算店舗の立て直しなど、ファッション関係の数値管理・MD・マーケティングに従事。グループ会社表彰式にて数回最優秀賞・優勝賞を受賞。 その後、大手企業はじめSNSマーケティングを軸としたブランディング、世界観創りを行う。

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