「インスタグラム広告は、どんな効果が期待できる?」
「インスタグラム広告を出すとどんなメリットがある?」
「効果をあげる方法を知りたい。」
など、インスタグラム広告をもっとビジネスに活用したい!と思っているビジネスオーナーも多いのではないでしょうか。。
今回は「インスタグラム広告の効果」についてまとめました。
インスタグラム広告の効果を高めるポイントもご紹介しています。
今後も多くの企業が「売り上げやブランドの認知度アップ」を期待し、インスタグラム広告の利用が増えると予想されています。
ぜひこの機会にご一読いただき、インスタグラム広告を活用してくださいね。
インスタグラム広告の特徴
インスタグラム広告は、主に以下の特徴があります。
- 宣伝と感じにくい「広告」
- ターゲティングの精度が高い
現代人は、日々多くの情報に触れています。
そのため、広告や宣伝に敏感に反応し、なるべく避けようと考えます。
YouTubeの広告をスキップしたり、テレビCMが入るとチャンネルを変えたりするなど、誰もが広告・宣伝を避ける行動をしたことがあるでしょう。
一方、インスタグラム広告は、ユーザーの投稿に入り混じり広告が表示される仕組みです。
過去の投稿を宣伝したり、広告感の少ないクリエイティブな画像や動画を活用します。
その結果、ユーザーが自然と広告を目にする機会が増えます。
また、インスタグラム広告は高度なターゲティングが可能です。
インスタグラムはFacebookのファミリーアプリであるため、Facebookで蓄積された膨大なデータを元に、ターゲテイングをしています。
性別や年齢などの一般的な項目だけではなく、ユーザーの興味・関心まで条件を設定します。
これにより、美容に関心の高い「30代女性」だけでなく、美容に興味のある男性や60代女性にも広告の表示対象になります。
人の興味関心によっても広告が配信されるため、あなたのサービスや製品に関心度が高いユーザーへ効率的にアプローチができます。
インスタグラム広告は、日本国内で3300万人以上いるユーザーの中から、あなたのサービスや製品の広告を適切なユーザーへ届ける、精度の高いターゲティングがメリットです。
インスタグラム広告のメリット
サービスや製品の認知度、売り上げや問い合わせ数を増やしたい!と考える企業は多いでしょう。
インスタグラム広告には、サービスや商品を提供する企業側にとって魅力的なメリットがあります。
インスタグラム広告の3つメリット
- ターゲティング精度
- 豊富な広告種類
- 低予算から始められる
ターゲティング精度
先述したインスタグラム広告の特徴である「高精度なターゲティング」は、インスタグラム広告の最大のメリットです。
ターゲットの設定は性別・年齢・居住地などの基本的なデータ、さらにユーザーのライフスタイル・興味のある項目・関心のあるできごとまで詳細に選べます。
テレビCMは不特定多数の人に一度に広告を届けられます。
一方インスタグラム広告は、広告に興味を持ってくれる層、サービスや製品を使って欲しいユーザー層など、届けたいユーザー層の設定が可能です。
豊富な広告種類
インスタグラム広告の種類は6種類あります。
写真や動画だけではなく、広告の表示場所も異なります。
インスタグラム広告の種類
広告種類 | 特徴 |
写真広告 | 写真や画像1枚の広告 |
動画広告 | 動画を使った広告 |
カルーセル広告 | 複数の写真や画像を組み合わせた広告 |
ストーリーズ広告 | ストーリーズに表示される静止画・動画広告 |
コレクション広告 | メイン画像と複数のサブ画像のあるカタログのような広告 |
発見タブ広告 | 発見タブに表示される広告 |
アプローチしたいユーザーや広告の内容によって、作成する広告の種類、広告を表示する場所を組み合わせて活用できます。
製品やサービスのブランド認知にはカルーセル広告や動画広告をフィードに表示したり、セール情報のような期間が短い広告はリアルタイム投稿が多いストーリーズに広告を表示させたりと、内容とアプローチ方法を組み合わせて利用しましょう。
低予算から始められる
インスタグラム広告は1ドル〜始められます。為替相場の変動によりますが、日本円で約110円前後です。
インスタグラム広告は、1日の予算と通算予算を決められます。
例えば、1週間3000円で設定すると7日間で最大3000円を使用されるように、自動的に広告が配信されます。
そのため1日が500円の時もあれば200円になることもあります。けれど、7日間で3000円以上広告費が請求されることはありません。
インスタグラム広告は高額な費用を使用するだけ、広告の効果に即効性もあります。
けれど、予算が限られている場合やお試しで活用してみたい企業にとって、利用しやすい料金設定がメリットです。
インスタグラム広告の詳しい費用については、こちらの記事もご覧ください。
インスタグラム広告の期待される効果
インスタグラム広告のメリットはわかったけど、具体的にどんな効果があるの?
と疑問にもつ人もいるでしょう。
ここでは、インスタグラム広告の効果について解説します。
インスタグラム広告の3つの効果
- 潜在顧客へアプローチ可能
- 販促経路を増やせる
- 売り上げアップ
潜在顧客へアプローチできる
インスタグラム広告を活用すると、潜在顧客にアプローチできます。
潜在顧客とは「あなたの製品やサービスをまだ知らないユーザー。さらに、製品やサービスを知ったら”利用したい”と興味関心をもつユーザー層」のことです。
広告を出稿する際にターゲットユーザー層を設定すると、対象のユーザーへ広告が表示されます。
インスタグラムは拡散性が低いSNSです。
Twitterのように気軽にリツイートする機能がありません。
投稿はリポスト(外部アプリ使用)やストーリーズでシェアをしてもらう必要があり、手間がかかります。
他のユーザーの投稿へいいねをしたり、フォローしたりすることで、アカウントの認知度は一時的に向上しますが、こちらも運営側の手間と時間がかかります。
ターゲットを設定したインスタグラム広告を利用すれば、あなたの製品やサービスに興味を持ちやすいユーザーへ自動的にアプローチができるでしょう。
販促経路を増やせる
インスタグラム広告を使い、インスタグラムからの売り上げアップ・販売が期待できます。
インスタグラム広告には、「ユーザーに行動してもらう」機能を設定できます。
CTA「コールトゥアクション」と呼ばれるボタンの設定です。
- 申し込む
- 予約する
- 今すぐ電話
- お問い合わせ
- ダウンロード
- インストール
- 詳しくはこちら
- 予約リクエスト
- 販促経路を増やせる
コールトゥアクション(CTA)は日本語で「行動喚起」と訳されます。
広告をみたユーザーに次の行動を促す重要なポイントです。
広告をみたユーザーが、購入したいと思うのか、問い合わせしたいと思うのか。
広告の内容によりCTAを設定することで、ユーザーがアクションをしやすくなります。
問い合わせ・予約・購入ページへの移動が可能になり、売り上げアップにつながるでしょう。
インスタグラム広告の効果を高めるポイント
インスタグラム広告で期待できる効果をより高めるには、何がポイントでしょうか?
インスタグラム広告の効果をあげる3つのポイントを解説します。
- クリエイティブな広告を作成
- 「コト」「イミ」ターゲット層の価値観
- アンケートやショッピング機能の活用
広告の質
インスタグラムに掲載する広告は、質が高いものを作成しましょう。
普段から、良質な画像や写真を見慣れているユーザーの目にとまる広告を作成しなければなりません。
動画広告はスキップされないように、最初の1秒に気を配る必要があるでしょう。
ストーリーズ広告では、他のユーザー投稿と違和感が少ない広告が良いとされています。
広告感が少なく、自然とユーザーの目に入りやすい点がインスタグラム広告の特徴です。
けれど、目に止まることなく、スクロールされてしまってはせっかくの広告が台無しになってしまいます。
なにげなく投稿を流し見している、ユーザーの指が止まるような質の高い広告の作成が最重要ポイントと言えるでしょう。
ターゲット層の価値観を理解する
ターゲット層の消費行動を理解しましょう。
「こと消費」「いみ消費」などの消費者行動についての言葉はご存知でしょうか?
- こと消費 ものだけでなく、人間関係や特別な体験を求める消費活動
- いみ消費 環境問題や将来の自分への付加価値を求める消費活動
またZ世代・ミレニアル世代といった、ユーザー層をあらわす言葉もあります。
- Z世代 1980年から1995年の間に生まれた世代
- ミレニアル世代 1996年から2015年の間に生まれた世代
生まれた時代や社会的な流行で、消費活動の考え方や行動に違いがあります。
好みやSNSの活用方法も違いがあるため、ターゲット層に配慮した広告を作りましょう。
インスタグラム機能の活用
インスグラム広告にインスタグラムの別機能を追加させましょう。
例えば、アンケートやショッピング機能です。
ストーリーズ広告でアンケート機能を追加してみましょう。
1つの質問に対して、2つの答えを用意します。
ストーリーズをみたユーザーは、どちらかをタップします。
アンケートの2択に対してタップするだけのアクションだけなので、普段交流がないユーザーでも、興味ある質問には気軽にタップできる魅力があります。
また、ECサイトでファッションや雑貨などを販売している企業が積極的に活用したい機能はショッピング機能でしょう。
広告に掲載する商品をタグ付けし、ユーザーはタグをタップすると簡単に商品詳細ページに移動することができます。
ショッピング機能は、ユーザーの関心度が高い状態のままで詳細ページや購入ページに簡単に移動できます。
その結果、購買率がアップします。
ショッピング機能は、Facebookのカタログマネージャーを利用します。
詳しい設定方法は以下の記事にまとめています。ショッピング機能を利用したい方は参考にぜひご覧ください。
広告マネージャーで効果測定するポイント
とくに少ない予算で広告の効果をあげるためには、広告マネージャーの数値を参考に、PDCAサイクルに取り組むことが必要です。
PDCAの例
P(計画) 広告を出して認知度をあげたい
D(実行) 広告を出す
C(測定) 広告マネージャーでデータ分析をする
A(改善) 他の広告の種類を試す、画像を変更するなど改善する
広告マネージャーの効果測定に役立つ指標をご紹介します。
インプレッション | 広告が表示された合計数 |
リーチ | 広告を見たユーザー数 |
CPC | クリック1回にかかる費用 |
CPA | 1コンバージョンあたりの費用 |
上記の項目の数値を参考に、広告の効果を測定できます。
認知度アップを目的としている場合、リーチ数やインプレッション数が目安になります。
費用対効果を測定したい場合は、CPCやCPAの価格を参考にしてみましょう。
「広告の目的に対して結果がどれだけか」広告出稿後は分析をしてみましょう。
まとめ
今回は、インスタグラム広告の効果について解説しました。
インスタグラム広告の2つの大きな特徴は次の通りです。
- 宣伝と感じにくい「広告」
- ターゲティングの精度が高い
インスタグラム広告を利用するメリットは以下の3つです。
- ターゲティング精度
- 豊富な広告種類
- 低予算から始められる
インスタグラム広告は以下の3つの効果が期待できます。
- 潜在顧客へアプローチ可能
- 販促経路を増やせる
- 売り上げアップ
インスタグラム広告の効果を高めるために以下の3つのポイントを意識してみましょう。
- クリエイティブな広告を作成
- ターゲット層の消費行動の理解
- アンケートやショッピング機能の活用
インスタグラム広告の設定に利用する広告マネージャーは、広告出稿後のデータ分析にも役立ちます。
広告マネージャーを使ったデータ分析に役立つ指標は以下の通りです。
インプレッション | 広告が表示された合計数 |
リーチ | 広告を見たユーザー数 |
CPC | クリック1回にかかる費用 |
CPA | 1コンバージョンあたりの費用 |
インスタグラム広告は、少ない予算で手軽にはじめられます。
少ない予算でも広告を効果的に活用するために、質の高い広告の作成と、出稿後のデータ分析をしてみましょう。
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